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「ゲド戦記」試写

“世界の宮崎駿監督”の息子が初めて監督した作品。
お父さんが多大な影響を受けた原作だけに、その出来不出来が気になるところ。
ゲド戦記・オリジナルサウンドトラック
美しい背景と、シンプルな構図は、嫌いではない。
絵画のテイストに近い気がした。
紛れもなくジブリ作品。
だけど――

この作品を観終えて、不完全燃焼感が残った。
なぜか――

メッセージ性の強いセリフ。
逆に言うと、セリフでしか語れないメッセージ。
メッセージって、直接口にしても効果的な場合もあれば、クドイ場合もある。
できれば、セリフに出さなくとも伝わる物語の運びが望ましい。

また、ターゲットが曖昧な作品作り。
子供がターゲットならば、エンタメ性をもっと盛り込まないと、内容でついてこない。
大人がターゲットならば、わかりやすすぎるストーリー以上に、もっと深みを感じる展開を望む。

しかもジブリ印。ジブリ色全開。
今まで、ジブリ作品全部観て影響を受けました!というオマージュなのかもしれないが、
真似で終わってしまっている印象。
宮崎吾郎としてのオリジナリティは何なのか。

性質はお父さんと異なるけど、語りたい方向性は嫌いではないので、宮崎吾朗なりの演出をこれから期待しましょうってことで、今回は勘弁。

初監督だから及第点か? でもいろいろいわれるんですよね。
偉大な父親を持ってしまったがための苦難。
自分に置き換えるとツライね。この境遇は。

深みのある映画、ストレートで終わらない映画、一筋縄ではいかない映画


★★★★★☆☆☆☆☆(5)

コメント

>助太刀屋さん
コメントありがとうございます。
なんだかこの作品、ボロボロに言われてますけど、初監督作品で、宮崎駿と同等に渡り合えるわけはないんですよね。ちょっと可哀想です。

「時をかける少女」は、宣伝会社の担当者から「観に来てください! 胸キュンものですよ」と言われ続けていたので、観たかったのですが、時間が合わず観られませんでした(悲)。

確かに・・・

はじめまして。確かに過去のジブリ作品のおいしい
とこ取りの挙句の薄っぺらさって感じがします。製作を急いだためか、絵全体に映えるところが無かったような気がします。まあ正直なところ手嶋葵のプロモーションビデオと言ってしまいたくなります。次作に期待?
そういえば、最近公開されたアニメ「時をかける少女」は最高でした。10点あげれます。

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