「DREAMS COME TRUE+上原ひろみ」SWITCHライヴ@RIQUIDROOM ebisu
特別な日
やはり応募はしておくもんだ。
当たらないだろうと思ったけど、どうしても行きたかったので応募したら見事当選!
郵便受に招待状が届いてた日は嬉しかったなぁ。
というわけで、本日1/31(火)行ってきました「DREAMS COME TRUE+上原ひろみ」SWITCHライヴ。
いやぁ、SWITCHさんありがとう。こんなライヴ企画してくれて。
しかもタダで観させてくれて(はぁと)。
もちろん、上原ひろみ目当てで応募。ドリカムはテレビでしか知らない。
トニー&マーティンは加わるのかと思いながら、開演を待つ。
スタンディングなので、整理番号で入場。割と若い番号だったので、6時開場前に気合い入れてスタンバイ。
最前列から4〜5番目くらいの位置。ピアノセットがある下手側に陣取る。
約5m。かなり近い♪♪♪
ドリカムのファンなのか?(いや違う)と思えるようなオジさんが結構いた。ジャズ好きな方々かな。
7時開演。
ドリカム2人とひろみちゃん、ドラムス、ギターの5人で登場。
この日だけ結成した「SWITCHS」ということで、やはり特別な日という印象が強い。
どうやら、トニー&マーティンは出ない模様。残念。
おまけにシンセサイザー“ノード君”の姿も見えず(でしょうけど)。
やはりドリカム主体のよう。
冒頭、ボーカルの吉田さんのMCで、彼女もたっぷりお見せしますよっていうようなことを話したので、俄然テンションが上がる。
実はドリカムも彼女のことが好きで注目していたみたいで、ライヴ中終始「ゆっくりしよう」とか「終わりたくない」とか、この日がかなり特別な日だと意識していた様子。ま、リップサービスもあるだろうけど、一夜限りではあれ今をときめくピアニストと共演できるのは嬉しいだろうと思った。
一方、ひろみちゃんは、海外で日本語を聴きたくなるとドリカムのCDを聴いていたというファンらしい。“憧れ”という言葉も出たので、これまた嬉しかったに違いない。
で。
2時間弱のライヴ全体としては、ドリカム主体。知っている曲も多く、それなりに楽しめる。
実は、ポップスのライヴは久々なので、ノリに着いていけるか、正直気後れしそうだった。
だけど、そんなことは全然なかった。
吉田さんがとても若々しくキュートで、しかも客と対話する感じのMCで好感を持った。トークがとても自然。
しかも、客の乗せ方が上手。ついつい一緒に歌いたくなるような乗せ方をする。
支持されるのにはそれなりの理由があるんだなと思った。長年やってきている人たちはさすがだなぁと思いながら見ていた。
ひろみちゃんがドリカムの曲にどのように合わせるか。とても興味深かった。
それぞれの曲の特徴に合わせて丁寧に弾いている印象を受けた。崩すところは崩してジャズっぽくしたり、タイトに弾いたり。
吉田さんが即興的に歌うと、それに合わせてピアノを弾くといった掛け合いが何度もあり、ライヴならではの即興が愉しめた。
でも、今日はそれ以上に、吉田さんがメインで歌っているときのバッキング(? これってギター用語? ピアノだと何と言うんだろう?)がとても気持ちよくて、ドリカムの曲だけど、上原ひろみが弾いているんだと思うとかなり楽しめた。
これが曲に深みを増し、“ドリカムらしからぬ”、かといって“ドリカムではないとも言えない”曲になっていく。
おそらく、私がそれほどドリカムを知らないからかもしれないけど、今まで持っていたドリカムの雰囲気とはほんの少し異なるジャズっぽい空気(ジャズ!と言い切れないところもまたミソなんですが)が会場を包む。
それにしても、演奏ひとつで大いに盛り上がりをみせるプレイはサスガ。上原ひろみを知らないドリカムファンが聴いても、その凄さは伝わる。
中盤を過ぎた頃に持ち曲2つを披露。
血肉となり超絶過ぎて荒く見える(笑)「The Tom and Jerry Show」。
しっとり加減がぐっとくる「Green Tea Farm」。
両親が見に来ていると吉田さんが話していましたが、どんな思いで弾いていたんでしょう。
今日改めて感じたのは、拍手の時間がとても長いということ。
これは、並大抵の拍手では収まらないということ。満足・賞賛の証。
これに応え、深々とお辞儀する姿は忘れられません。
このライヴ感は、ライヴの行き甲斐があります。毎回まったく違う音ですから。
どの曲もそうなんだけど、CDに収録されているものとは違う顔を見せるのがジャズってものなんでしょうね。
そのライヴ感を5mの近さから、いろいろ観察できました。
ときどき、音楽をやっている人ならわかるであろう奇妙な動き(?)が見られて、面白かった。
手の動き、表情、パッションが伝わり、とても充実した時間を過ごせました。
今日は、“愉しい”というより“楽しい”ライヴでした。
やはり応募はしておくもんだ。
当たらないだろうと思ったけど、どうしても行きたかったので応募したら見事当選!
郵便受に招待状が届いてた日は嬉しかったなぁ。
というわけで、本日1/31(火)行ってきました「DREAMS COME TRUE+上原ひろみ」SWITCHライヴ。
いやぁ、SWITCHさんありがとう。こんなライヴ企画してくれて。
しかもタダで観させてくれて(はぁと)。
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もちろん、上原ひろみ目当てで応募。ドリカムはテレビでしか知らない。
トニー&マーティンは加わるのかと思いながら、開演を待つ。
スタンディングなので、整理番号で入場。割と若い番号だったので、6時開場前に気合い入れてスタンバイ。
最前列から4〜5番目くらいの位置。ピアノセットがある下手側に陣取る。
約5m。かなり近い♪♪♪
ドリカムのファンなのか?(いや違う)と思えるようなオジさんが結構いた。ジャズ好きな方々かな。
7時開演。
ドリカム2人とひろみちゃん、ドラムス、ギターの5人で登場。
この日だけ結成した「SWITCHS」ということで、やはり特別な日という印象が強い。
どうやら、トニー&マーティンは出ない模様。残念。
おまけにシンセサイザー“ノード君”の姿も見えず(でしょうけど)。
やはりドリカム主体のよう。
冒頭、ボーカルの吉田さんのMCで、彼女もたっぷりお見せしますよっていうようなことを話したので、俄然テンションが上がる。
実はドリカムも彼女のことが好きで注目していたみたいで、ライヴ中終始「ゆっくりしよう」とか「終わりたくない」とか、この日がかなり特別な日だと意識していた様子。ま、リップサービスもあるだろうけど、一夜限りではあれ今をときめくピアニストと共演できるのは嬉しいだろうと思った。
一方、ひろみちゃんは、海外で日本語を聴きたくなるとドリカムのCDを聴いていたというファンらしい。“憧れ”という言葉も出たので、これまた嬉しかったに違いない。
で。
2時間弱のライヴ全体としては、ドリカム主体。知っている曲も多く、それなりに楽しめる。
実は、ポップスのライヴは久々なので、ノリに着いていけるか、正直気後れしそうだった。
だけど、そんなことは全然なかった。
吉田さんがとても若々しくキュートで、しかも客と対話する感じのMCで好感を持った。トークがとても自然。
しかも、客の乗せ方が上手。ついつい一緒に歌いたくなるような乗せ方をする。
支持されるのにはそれなりの理由があるんだなと思った。長年やってきている人たちはさすがだなぁと思いながら見ていた。
ひろみちゃんがドリカムの曲にどのように合わせるか。とても興味深かった。
それぞれの曲の特徴に合わせて丁寧に弾いている印象を受けた。崩すところは崩してジャズっぽくしたり、タイトに弾いたり。
吉田さんが即興的に歌うと、それに合わせてピアノを弾くといった掛け合いが何度もあり、ライヴならではの即興が愉しめた。
でも、今日はそれ以上に、吉田さんがメインで歌っているときのバッキング(? これってギター用語? ピアノだと何と言うんだろう?)がとても気持ちよくて、ドリカムの曲だけど、上原ひろみが弾いているんだと思うとかなり楽しめた。
これが曲に深みを増し、“ドリカムらしからぬ”、かといって“ドリカムではないとも言えない”曲になっていく。
おそらく、私がそれほどドリカムを知らないからかもしれないけど、今まで持っていたドリカムの雰囲気とはほんの少し異なるジャズっぽい空気(ジャズ!と言い切れないところもまたミソなんですが)が会場を包む。
それにしても、演奏ひとつで大いに盛り上がりをみせるプレイはサスガ。上原ひろみを知らないドリカムファンが聴いても、その凄さは伝わる。
中盤を過ぎた頃に持ち曲2つを披露。
血肉となり超絶過ぎて荒く見える(笑)「The Tom and Jerry Show」。
しっとり加減がぐっとくる「Green Tea Farm」。
両親が見に来ていると吉田さんが話していましたが、どんな思いで弾いていたんでしょう。
今日改めて感じたのは、拍手の時間がとても長いということ。
これは、並大抵の拍手では収まらないということ。満足・賞賛の証。
これに応え、深々とお辞儀する姿は忘れられません。
このライヴ感は、ライヴの行き甲斐があります。毎回まったく違う音ですから。
どの曲もそうなんだけど、CDに収録されているものとは違う顔を見せるのがジャズってものなんでしょうね。
そのライヴ感を5mの近さから、いろいろ観察できました。
ときどき、音楽をやっている人ならわかるであろう奇妙な動き(?)が見られて、面白かった。
手の動き、表情、パッションが伝わり、とても充実した時間を過ごせました。
今日は、“愉しい”というより“楽しい”ライヴでした。
「サウンド・オブ・サンダー」(試写)
映画は何を伝えるべきか
「クラッシュ」を観たばかりなので、このようなVFXを駆使した大作っぽいSFを観る気にはなれなかったのだけど仕方ない(悲)。
当たり前のことなんだけど、監督は何を見せたいかを一番重要視しなければならない。
原作があり、結末も訴えたいこともわかりやすい単純なアクション映画。
だからこそ!
このシーンで最も重要なものは何なのか――
何を見せ、何を聞かせ、何をイメージさせ、何を訴えたいのか――
を考えなければならない。
このような作品に命を吹き込むのは、(スタッフや役者もその一端を担うけど、それ以上に)ビジョンを持った舵取り役である監督なのである。
この映画は全国公開される映画にしては、いささか安っぽさを感じてしまった。
例えば、主人公の博士がコントロールする機械の画面。
例えば、2055年の街を走る自動車。
例えば、レーザー銃のディテール。
人間の目の適応力は凄いもので、「LOTR」などで最高峰のVFXに慣れてしまうと、実写とCGの合成具合に少しでも違和感を感じるとなかなか入り込めない。
荒い演出と、大木が見えない展開に、溜息が混じってしまう。
“時間の波”が襲うブレット・タイム・シークエンスは、面白いと思うけど、散々CGを見せつけられているので、「あぁ、またCGね」みたいな感覚に陥ってしまう。もったいない。
未来の街は、「ブレード・ランナー」をデザインした人がデザインをしているらしい。
だからなのかもしれないが、人間のやりとりより、背景の未来の街に目が行ってしまう。
監督は何を見せたかったのか。疑問が頭をよぎってしまう。
“VFXありき”の映画は、映画をダメにする。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2)
「クラッシュ」を観たばかりなので、このようなVFXを駆使した大作っぽいSFを観る気にはなれなかったのだけど仕方ない(悲)。
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当たり前のことなんだけど、監督は何を見せたいかを一番重要視しなければならない。
原作があり、結末も訴えたいこともわかりやすい単純なアクション映画。
だからこそ!
このシーンで最も重要なものは何なのか――
何を見せ、何を聞かせ、何をイメージさせ、何を訴えたいのか――
を考えなければならない。
このような作品に命を吹き込むのは、(スタッフや役者もその一端を担うけど、それ以上に)ビジョンを持った舵取り役である監督なのである。
この映画は全国公開される映画にしては、いささか安っぽさを感じてしまった。
例えば、主人公の博士がコントロールする機械の画面。
例えば、2055年の街を走る自動車。
例えば、レーザー銃のディテール。
人間の目の適応力は凄いもので、「LOTR」などで最高峰のVFXに慣れてしまうと、実写とCGの合成具合に少しでも違和感を感じるとなかなか入り込めない。
荒い演出と、大木が見えない展開に、溜息が混じってしまう。
“時間の波”が襲うブレット・タイム・シークエンスは、面白いと思うけど、散々CGを見せつけられているので、「あぁ、またCGね」みたいな感覚に陥ってしまう。もったいない。
未来の街は、「ブレード・ランナー」をデザインした人がデザインをしているらしい。
だからなのかもしれないが、人間のやりとりより、背景の未来の街に目が行ってしまう。
監督は何を見せたかったのか。疑問が頭をよぎってしまう。
“VFXありき”の映画は、映画をダメにする。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2)
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(試写)
サスペンスの描き方
クローネンバーグ監督のサスペンス。
監督によって、サスペンスの描き方・アプローチがかなり異なるのが面白い。
冒頭から長回しが効果的に使われていて、恐ろしく冗長な間が不気味な雰囲気を醸していて、この監督の映像センスを感じます。
好きですね、こういうの。
本作は、ヴィゴ・モーテンセン演じる主人公が巻き込まれる形でストーリーが展開する。
サスペンスとしては構成に少しひねりが足りないかもしれないが、ヴィゴ・モーテンセンの抑制の効いた演技でついつい引き込まれる。
「LOTR」の勇姿が重なるけど、これは現代劇。でもカッコイイなぁ。
また、エド・ハリスの存在感が凄い。
顔の傷跡もさることながら、“なにかある”と予感させるたたずまい、物言い、目つきが、ぐっとくる。
主人公は自分の周囲で起こることに戸惑いを感じている。
観客はそんな目に遭っている主人公の内面をなかなかうかがい知ることができない。
これは監督の狙いだと思うのだけど、後にある事実が発覚してから“実はこうだったのか”と想像できるようになっている。
あえて客観的に描いているような、“想像”のみに託されていると感じた。
直接的な表現というより、より間接的で事象的なことを描くことで主人公の内面を描く手法だ。
このバランス感覚は非常に難しく、観客の想像力と映画の吸引力がなければ成り立たない。
しかも、観客の想像力が監督の思惑と別方向に向かってしまうと(どんな映画についても言えることだけど)、その映画の評価に影響を与えてしまう危険をはらんでいる。
主人公の立場が特殊なケースなので、なかなか感情移入がしづらいが、このような立場に置かれたら…と考えると、このようなサスペンスの描き方もアリ。
“暴力”がテーマであると同時に、その暴力で解決した後の“罰”のほうが重大で、主人公を苦しめる。それをもっともっと描いてほしかった。
余韻の残るラストシーンは、この映画で描いた「罪と罰」を観客に問いかけるという意味で、私の好きな終わり方になっていた。
映画は主観と客観のバランス感覚でできてるんだなぁ。
★★★★★★★☆☆☆(7)
クローネンバーグ監督のサスペンス。
監督によって、サスペンスの描き方・アプローチがかなり異なるのが面白い。
冒頭から長回しが効果的に使われていて、恐ろしく冗長な間が不気味な雰囲気を醸していて、この監督の映像センスを感じます。
好きですね、こういうの。
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本作は、ヴィゴ・モーテンセン演じる主人公が巻き込まれる形でストーリーが展開する。
サスペンスとしては構成に少しひねりが足りないかもしれないが、ヴィゴ・モーテンセンの抑制の効いた演技でついつい引き込まれる。
「LOTR」の勇姿が重なるけど、これは現代劇。でもカッコイイなぁ。
また、エド・ハリスの存在感が凄い。
顔の傷跡もさることながら、“なにかある”と予感させるたたずまい、物言い、目つきが、ぐっとくる。
主人公は自分の周囲で起こることに戸惑いを感じている。
観客はそんな目に遭っている主人公の内面をなかなかうかがい知ることができない。
これは監督の狙いだと思うのだけど、後にある事実が発覚してから“実はこうだったのか”と想像できるようになっている。
あえて客観的に描いているような、“想像”のみに託されていると感じた。
直接的な表現というより、より間接的で事象的なことを描くことで主人公の内面を描く手法だ。
このバランス感覚は非常に難しく、観客の想像力と映画の吸引力がなければ成り立たない。
しかも、観客の想像力が監督の思惑と別方向に向かってしまうと(どんな映画についても言えることだけど)、その映画の評価に影響を与えてしまう危険をはらんでいる。
主人公の立場が特殊なケースなので、なかなか感情移入がしづらいが、このような立場に置かれたら…と考えると、このようなサスペンスの描き方もアリ。
“暴力”がテーマであると同時に、その暴力で解決した後の“罰”のほうが重大で、主人公を苦しめる。それをもっともっと描いてほしかった。
余韻の残るラストシーンは、この映画で描いた「罪と罰」を観客に問いかけるという意味で、私の好きな終わり方になっていた。
映画は主観と客観のバランス感覚でできてるんだなぁ。
★★★★★★★☆☆☆(7)
「クラッシュ」(試写)
ヤバいものを観てしまった・・・
傑作。
この2文字で、書くのを終わりにしたいくらい素晴らしい。
見終わり、試写室を出た瞬間、堰き止めていた感情が一気に吹き出し、涙がぼろぼろとこぼれ落ちた(基本的に、劇場内で泣くのは恥ずかしいので、我慢するほうなのだけど、1度涙が頬を伝った)。
知り合いがいたので恥ずかしかったけど、感情を抑えられなかった。
打ちのめされた。
ヤバいです。
アメリカ社会の様々な階層に生きる人々の苦悩をリアルに、本当にリアルに描いた作品。
群像劇なので、個々が持っているストーリーが薄まるかと思いきや、逆に、個々の思いが積み重なりテンポ良く畳みかけることで、相互にケミストリーが働いて心的求心力の強いドラマになっている。
心揺さぶられる映画。
事故に巻き込まれた黒人刑事。
自分の人種を妬み、盗みを働く黒人チンピラ。
権威を守ろうとする白人検事、とその妻。
過去に入所歴のある黒人鍵屋、とその5歳の娘。
どこかカゲのある白人警官、と若い白人警官。
プライドの所在を忘れかけた黒人TVディレクター、とその妻。
アラブ人に間違えられたペルシア人、とその娘。
個々それぞれに背負っている立場から、リアルな(または象徴的な)言葉が発せられていく。
これだけ様々な人物の視点を持って脚本を仕上げるには、相当の観察眼と、それをまとめあげる構成力が必要だ。
と同時に、描写力・演出力が伴わなければストーリーの寄せ集めで終わってしまう可能性がある。
浦沢直樹「MONSTER」のサブストーリー群を少し彷彿とさせる。
日頃の憤りや鬱屈をぶちまける人々、あるいは自らを守り大切な人を守る人々、あるいは他人を思いやる人々、あるいは大切なことが何かを感じる人々・・・。
演出が非常にイイところを突いているので、これらのストーリーの触りだけでも十分見応えがある。それがクライマックスに近づくとそれこそ強力なエネルギーが発せられ、観る者を吸い寄せ圧倒する。
人間は外面的な部分と、内面的な部分があって、見方によって(見られ方によって)様々に受け取られてしまう。
特に人種差別はこの典型的な例で、この映画「クラッシュ」は見事に浮き彫りにしている。
良い面、悪い面、双方持っているのが人間。
この映画では、人物ひとりひとりが両面を持っている。
この複雑さが人間を面白くし、ストーリーを面白くし、ストーリーを交錯していくことで映画を強靱なものへと昇華している。
キャラクター設定、ストーリー構成、キャラ同士の出会わせ方・関係性、展開されるエピソード・背景、ストーリーの盛り上げ方、そして観客の感情までをも見事にコントロールするかのようなその手腕に脱帽。
監督デビューと聞いていたので、どうなっているんだ? と思ったが、元々ライター・TVプロデューサーをしていた方のようで、少し安心。
人間の細部まで見つめ、その感情の切り取り方によって、こうも素晴らしい作品ができあがるのかと改めて身が引き締まる思いがした。
この映画は、私にとって「ファイト・クラブ」「メメント」「オールド・ボーイ」以来の衝撃。
★★★★★★★★★★(10)
傑作。
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この2文字で、書くのを終わりにしたいくらい素晴らしい。
見終わり、試写室を出た瞬間、堰き止めていた感情が一気に吹き出し、涙がぼろぼろとこぼれ落ちた(基本的に、劇場内で泣くのは恥ずかしいので、我慢するほうなのだけど、1度涙が頬を伝った)。
知り合いがいたので恥ずかしかったけど、感情を抑えられなかった。
打ちのめされた。
ヤバいです。
アメリカ社会の様々な階層に生きる人々の苦悩をリアルに、本当にリアルに描いた作品。
群像劇なので、個々が持っているストーリーが薄まるかと思いきや、逆に、個々の思いが積み重なりテンポ良く畳みかけることで、相互にケミストリーが働いて心的求心力の強いドラマになっている。
心揺さぶられる映画。
事故に巻き込まれた黒人刑事。
自分の人種を妬み、盗みを働く黒人チンピラ。
権威を守ろうとする白人検事、とその妻。
過去に入所歴のある黒人鍵屋、とその5歳の娘。
どこかカゲのある白人警官、と若い白人警官。
プライドの所在を忘れかけた黒人TVディレクター、とその妻。
アラブ人に間違えられたペルシア人、とその娘。
個々それぞれに背負っている立場から、リアルな(または象徴的な)言葉が発せられていく。
これだけ様々な人物の視点を持って脚本を仕上げるには、相当の観察眼と、それをまとめあげる構成力が必要だ。
と同時に、描写力・演出力が伴わなければストーリーの寄せ集めで終わってしまう可能性がある。
浦沢直樹「MONSTER」のサブストーリー群を少し彷彿とさせる。
日頃の憤りや鬱屈をぶちまける人々、あるいは自らを守り大切な人を守る人々、あるいは他人を思いやる人々、あるいは大切なことが何かを感じる人々・・・。
演出が非常にイイところを突いているので、これらのストーリーの触りだけでも十分見応えがある。それがクライマックスに近づくとそれこそ強力なエネルギーが発せられ、観る者を吸い寄せ圧倒する。
人間は外面的な部分と、内面的な部分があって、見方によって(見られ方によって)様々に受け取られてしまう。
特に人種差別はこの典型的な例で、この映画「クラッシュ」は見事に浮き彫りにしている。
良い面、悪い面、双方持っているのが人間。
この映画では、人物ひとりひとりが両面を持っている。
この複雑さが人間を面白くし、ストーリーを面白くし、ストーリーを交錯していくことで映画を強靱なものへと昇華している。
キャラクター設定、ストーリー構成、キャラ同士の出会わせ方・関係性、展開されるエピソード・背景、ストーリーの盛り上げ方、そして観客の感情までをも見事にコントロールするかのようなその手腕に脱帽。
監督デビューと聞いていたので、どうなっているんだ? と思ったが、元々ライター・TVプロデューサーをしていた方のようで、少し安心。
人間の細部まで見つめ、その感情の切り取り方によって、こうも素晴らしい作品ができあがるのかと改めて身が引き締まる思いがした。
この映画は、私にとって「ファイト・クラブ」「メメント」「オールド・ボーイ」以来の衝撃。
★★★★★★★★★★(10)
中ノ森BAND on MXTV「大江千里のLIVE DEPOT」
先日、MXTV「大江千里のLIVE DEPOT」という番組の再放送で、中ノ森BANDを見た。
ガールズ・バンドという形でデビュー。
ドラマ「鬼嫁日記」の主題歌に起用され、レコ大新人賞を獲得。注目が集まっている(んだと思う)。
2ndシングルで初めて知ったのだけど、ボーカルの女の子がとても光っていたので、気になっていた。
このボーカル・中ノ森文子ちゃんがイイ。
“ガールズ・バンド”という売り文句なんだけど、彼女はそれにあてはまらないものを持っている。
元気が良くて、感情をうまく歌声に乗せている。
歌唱力はイマドキの新人歌手にないものを持っている。
ロック魂もあるようで、ギターの弾き方やノリはなかなかサマになっている。
なにより“オーラ”を非常に感じる。コレ大切。
ザ・ブルーハーツの「TRAIN TRAIN」を大江千里を交えて披露していて、そのパフォーマンスはとても気持ちの良いものだった。
なにより、日本女性の歌い手があれほどロックなアレンジで歌い上げる姿はそう見られない。(日本女性のボーカルをそんなに知らないのだけれど・・・)
非常にカッコよいと思った。
ただ、バンド・メンバーのキャラが弱いのがもったいない。
演奏力はエッジが足りないと感じてしまう。
爆発力を伴った演奏があれば、ボーカルはもっと生きるだろう。
それこそ、和製アヴリル・ラヴィーンにもなりそうな・・・(言い過ぎ?)
ソロでデビューさせたほうが良かったのではないかと思うほど。
フロントマンの個性が強いだけに、それにさらなる勢いを付けるためには、メンバーそれぞれにもっと強いキャラ付けをしてあげればいいのかな。
でも、自らの名前を冠したバンドなので、「バンド」という形態にこだわりというか、方向性があるんだと思う。
プロデューサーの案なのか、彼女の意志なのか・・・
これからの活躍が楽しみだ。
ガールズ・バンドという形でデビュー。
ドラマ「鬼嫁日記」の主題歌に起用され、レコ大新人賞を獲得。注目が集まっている(んだと思う)。
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2ndシングルで初めて知ったのだけど、ボーカルの女の子がとても光っていたので、気になっていた。
このボーカル・中ノ森文子ちゃんがイイ。
“ガールズ・バンド”という売り文句なんだけど、彼女はそれにあてはまらないものを持っている。
元気が良くて、感情をうまく歌声に乗せている。
歌唱力はイマドキの新人歌手にないものを持っている。
ロック魂もあるようで、ギターの弾き方やノリはなかなかサマになっている。
なにより“オーラ”を非常に感じる。コレ大切。
ザ・ブルーハーツの「TRAIN TRAIN」を大江千里を交えて披露していて、そのパフォーマンスはとても気持ちの良いものだった。
なにより、日本女性の歌い手があれほどロックなアレンジで歌い上げる姿はそう見られない。(日本女性のボーカルをそんなに知らないのだけれど・・・)
非常にカッコよいと思った。
ただ、バンド・メンバーのキャラが弱いのがもったいない。
演奏力はエッジが足りないと感じてしまう。
爆発力を伴った演奏があれば、ボーカルはもっと生きるだろう。
それこそ、和製アヴリル・ラヴィーンにもなりそうな・・・(言い過ぎ?)
ソロでデビューさせたほうが良かったのではないかと思うほど。
フロントマンの個性が強いだけに、それにさらなる勢いを付けるためには、メンバーそれぞれにもっと強いキャラ付けをしてあげればいいのかな。
でも、自らの名前を冠したバンドなので、「バンド」という形態にこだわりというか、方向性があるんだと思う。
プロデューサーの案なのか、彼女の意志なのか・・・
これからの活躍が楽しみだ。
Dream Theater ライヴ@東京国際フォーラム・ホールA
ファンの心を汲み取るパフォーマンス
新作「OCTAVARIUM」を引っ提げて戻ってきたDTのライヴ。今回のアルバムは、24分の大作があるけど、バラエティに富んでいて非常に聴きやすい。
カットすべき部分はあるけど、DTらしさが随所に散りばめられた良作。ラブリエの表現力豊かなヴォーカルが素晴らしい。
というわけで、心躍らせながらDTライヴに行く。
オープニングから、「どうだ、これがドリームシアターだ!」というような強烈早弾き&ドラムスのマニアックな始まり方で“相変わらずだなぁ”と苦笑いしながら楽しんでいた。
なんだか音の分離が良くなく、バランス悪く、音が固まりで聞こえるので、せっかくの個々のパフォーマンスがしっかり聞こえず残念だった。
DTの曲を知らない人が聴いたら、わけがわからないと思った。
それでも、曲も今までの演奏も知っているので、楽しんでいた――
と、ここで問題が!
1部が終わり、2部に入った途端、DeepPurpleの「Live in Japan」をまるまる演ってしまったのだ。
Purpleファンはさぞ大満足だろう。
しかし、新作からはわずかに2曲のみ。
今まで「awake」ツアーから欠かさず足を運んできたDTファンだからあえて言いたい。
「調子に乗ってませんか?」
確かに、DeepPurpleの曲をある程度知っていればよいのだろうが(ちなみに、私は有名曲くらいしか知らない)、それでも会場の全体的な雰囲気は徐々にダレていき、しまいには座り始める人もチラホラ。
ある程度のキャパがある会場で、数多いるファンをかえりみない暴挙は、長年DTに親しんできただけに非常に悲しく、辛かった。
世界を回る彼らにすれば、同じ曲を演奏するのは飽きるだろうし、たまには他のことをやってみたいと思うかもしれない。
しかし、それはある程度の節度なり範囲なりがあるはずで、今回はそれをやるには大胆すぎたのではないだろうか。
聴きたい曲が聴けないというジレンマはいつでもあるにせよ、今回のパフォーマンスは納得できない。
ただでさえ、長尺な曲が多いので構成にはもっと気を遣ってほしい。
こういうことは、追加公演や、ミニライブなどで演ってほしい。
初めてDTを観に来た人は一体どう思ったのだろう?
まったくの不完全燃焼だ。ライヴなのに。
賛否両論あると思う。おそらく、そこかしこで書き込みが噴出するのではないか。
今回の1/13(金)はインテリジェンスに欠けたライヴだったと思う。
DT(あるいは、プロモーター?)は今回の反省をしっかり汲み取って、次回に期待したい。
p.s.
1/12(木)はまるまる1枚の“スペシャル・ナイト”ではなかったらしい。やっぱり、仕事してる人は“金曜日”を予約してしまいますよねぇ・・・。
休憩中のアコースティック版「mind beside itself」が一番嬉しいサプライズだったなぁ。
p.s.2
日本の公式サイトやいろいろなブログを覗いてみたら、やはり賛否両論がありました。
“「Live in Japan」のグダグダ感までも再現”という記事があったので、あれは計算なのだと思うとちょっとプロ根性を見た気がした。
DPの曲を知らなかった私が悪いのか・・・
非常に複雑な思い・・・前向きに考えるべきなのか。
正直、自分の胸の中に“つっかえがあった”ということは、納得がいってないということなんだよねぇ。
DTらしいファンサービスとして受け取るも、個人的には・・・ってことで、次回に期待。
新作「OCTAVARIUM」を引っ提げて戻ってきたDTのライヴ。今回のアルバムは、24分の大作があるけど、バラエティに富んでいて非常に聴きやすい。
カットすべき部分はあるけど、DTらしさが随所に散りばめられた良作。ラブリエの表現力豊かなヴォーカルが素晴らしい。
というわけで、心躍らせながらDTライヴに行く。
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オープニングから、「どうだ、これがドリームシアターだ!」というような強烈早弾き&ドラムスのマニアックな始まり方で“相変わらずだなぁ”と苦笑いしながら楽しんでいた。
なんだか音の分離が良くなく、バランス悪く、音が固まりで聞こえるので、せっかくの個々のパフォーマンスがしっかり聞こえず残念だった。
DTの曲を知らない人が聴いたら、わけがわからないと思った。
それでも、曲も今までの演奏も知っているので、楽しんでいた――
と、ここで問題が!
1部が終わり、2部に入った途端、DeepPurpleの「Live in Japan」をまるまる演ってしまったのだ。
Purpleファンはさぞ大満足だろう。
しかし、新作からはわずかに2曲のみ。
今まで「awake」ツアーから欠かさず足を運んできたDTファンだからあえて言いたい。
「調子に乗ってませんか?」
確かに、DeepPurpleの曲をある程度知っていればよいのだろうが(ちなみに、私は有名曲くらいしか知らない)、それでも会場の全体的な雰囲気は徐々にダレていき、しまいには座り始める人もチラホラ。
ある程度のキャパがある会場で、数多いるファンをかえりみない暴挙は、長年DTに親しんできただけに非常に悲しく、辛かった。
世界を回る彼らにすれば、同じ曲を演奏するのは飽きるだろうし、たまには他のことをやってみたいと思うかもしれない。
しかし、それはある程度の節度なり範囲なりがあるはずで、今回はそれをやるには大胆すぎたのではないだろうか。
聴きたい曲が聴けないというジレンマはいつでもあるにせよ、今回のパフォーマンスは納得できない。
ただでさえ、長尺な曲が多いので構成にはもっと気を遣ってほしい。
こういうことは、追加公演や、ミニライブなどで演ってほしい。
初めてDTを観に来た人は一体どう思ったのだろう?
まったくの不完全燃焼だ。ライヴなのに。
賛否両論あると思う。おそらく、そこかしこで書き込みが噴出するのではないか。
今回の1/13(金)はインテリジェンスに欠けたライヴだったと思う。
DT(あるいは、プロモーター?)は今回の反省をしっかり汲み取って、次回に期待したい。
p.s.
1/12(木)はまるまる1枚の“スペシャル・ナイト”ではなかったらしい。やっぱり、仕事してる人は“金曜日”を予約してしまいますよねぇ・・・。
休憩中のアコースティック版「mind beside itself」が一番嬉しいサプライズだったなぁ。
p.s.2
日本の公式サイトやいろいろなブログを覗いてみたら、やはり賛否両論がありました。
“「Live in Japan」のグダグダ感までも再現”という記事があったので、あれは計算なのだと思うとちょっとプロ根性を見た気がした。
DPの曲を知らなかった私が悪いのか・・・
非常に複雑な思い・・・前向きに考えるべきなのか。
正直、自分の胸の中に“つっかえがあった”ということは、納得がいってないということなんだよねぇ。
DTらしいファンサービスとして受け取るも、個人的には・・・ってことで、次回に期待。
「スキージャンプ・ペア」(試写)
ドキュメンタリー的な演出力
ニヤリとさせられるスキージャンプ・ペアのCGを、実写を交えて映画化した本作。
ワンアイデアで、様々な国々の映画祭で脚光を浴び、東京国際映画祭に出品された。
CGでの評価が高かったから、映画化→映画祭出品という流れはわかるものの、この映画はしんどい。
果たしてこれは映画なのか?
脚本は良くはないが、競技が正式種目に認定された経緯もそれなりに伝わっている。
ただ、本作のキモはあくまでもCGであり、経緯の部分ははっきり言ってどうでもよいのだ。
こう断じてしまっては身も蓋もないが、CGだけでよいと思わせるほど、ドキュメンタリータッチの描写が甘かった。
もう少し演出にリアリティを持たせられたのではないかと思う。
コメディだからと言って、ドキュメンタリー的な手法が徹底していないと、見ている方は途中から“なんだ、作り物か”と思ってしまう。
役者は「セリフ」を喋り、監督は「ドキュメンタリーっぽいもの」を撮っているに過ぎない。
“ドキュメンタリーっぽく撮っただけじゃん”と思われたら終わりなのである。
博士や双子兄弟より、船木や荻原など実在の選手へのインタビューのほうが、インタビューっぽくドキュメンタリーっぽいのがやるせない。
その場の息づかいを伝えるのがドキュメンタリー
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(1)
ニヤリとさせられるスキージャンプ・ペアのCGを、実写を交えて映画化した本作。
ワンアイデアで、様々な国々の映画祭で脚光を浴び、東京国際映画祭に出品された。
CGでの評価が高かったから、映画化→映画祭出品という流れはわかるものの、この映画はしんどい。
果たしてこれは映画なのか?
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脚本は良くはないが、競技が正式種目に認定された経緯もそれなりに伝わっている。
ただ、本作のキモはあくまでもCGであり、経緯の部分ははっきり言ってどうでもよいのだ。
こう断じてしまっては身も蓋もないが、CGだけでよいと思わせるほど、ドキュメンタリータッチの描写が甘かった。
もう少し演出にリアリティを持たせられたのではないかと思う。
コメディだからと言って、ドキュメンタリー的な手法が徹底していないと、見ている方は途中から“なんだ、作り物か”と思ってしまう。
役者は「セリフ」を喋り、監督は「ドキュメンタリーっぽいもの」を撮っているに過ぎない。
“ドキュメンタリーっぽく撮っただけじゃん”と思われたら終わりなのである。
博士や双子兄弟より、船木や荻原など実在の選手へのインタビューのほうが、インタビューっぽくドキュメンタリーっぽいのがやるせない。
その場の息づかいを伝えるのがドキュメンタリー
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(1)












