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「シン・シティ」(試写)

震えるほどクール!!!

自分はノワール好きなんだけど、まさにコレは自分の嗜好に合った一本。

モノクロを基調としつつも、単色カラーをワンポイント加える手法で一線を画している。
1933104007Frank Miller's Sin City: The Making Of The Movie
Frank Miller Robert Rodriguez Robert Rodriquez

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この“ビカビカに照明当たってるぞ”映像に加えて、アメコミのテイスト(原作を読んだことはないけど)がうまーい具合にマッチしててgood。

しかも、印象的なカットが山のように出てくる。おそらく、これは原作を忠実に再現したという情報から、フランク・ミラーの美的構成感覚を容易に想像できる。きっと原作を読むことになると思う。いや、読まずにはいられない。

ぐっとくるカットの連続で、鳥肌が立つ立つ(笑)。

顔面アップで近づいてくる男たち。
レンガ壁をバックに息を潜める男。
螺旋状の階段を真っ逆さまに落ちていく男。
殺しの用意をしながらタバコを吸う男。
刑務所のオリから出所する男。
路地裏に身を隠す女。
ルージュ際立つ女・・・
・・・挙げていったらキリがない。

モノローグを多用し、ハードボイルドまっしぐら。ヤバイヤバイ。
ロドリゲス、ヤバイよ、君。

ただ、劇中にかなり残酷なストーリーも混じっていて、隣に座っていた女性は引いていた様子。血が赤でなくて良かった。流血がホワイトで処理されているので、まだ見ていられるんだろうとも思う。

でもなぜかミッキー・ロークの顔には自分の赤い血が流れていた。ヒーローは血が似合うんだ、きっと(笑)。

どうしても、30〜50年代のFNと比べてしまってはいけないんだけど、過激になるのは仕方のないことなんだろうなぁ。

残酷シーンが割と多くバイオレンスだなぁと思った。万人受けするような映画では決してないね。

ストーリー構成が最初わからなかった。でも、直に内容がわかって腑に落ちる。
頭をフル回転させる映画ではないので、自分的にはあともう少しの感があるけど、それを差し引いても、この映像センスはただものではない。
いや、もっと言うとかなりヤバイ。
きっとDVDを買って、熱心に研究すると思う。

サントラもなかなかカッコよかった。
ジェシカ・アルバが可愛かった(笑)。

それにしても、ブルース・ウィリスにしても、ミッキー・ロークにしても、なぜあんなに嗄れた渋い声が出せるんだろう。シビレマス。

ちょっと、語りきれないなぁ・・・。

★★★★★★★★☆☆(8)

「Mr.&Mrs.Smith」(試写)

この秀逸シーンだけでも観る価値アリ

B0009HLDBEMr. & Mrs. Smith
Original Soundtrack

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ブラピとアンジェリーナ・ジョリー。
何かとお騒がせな2人が出会ったキッカケになった(?)映画。
互いの素性を知らずに結婚した2人だが、実はともに殺し屋であった――
割とありそうな設定で、ストーリーも単純明快。
この2人(個人的にはブラピ)が出てなかったら、観ない作品だと思う。

ただ、実際に観てみると良質のエンターテイメントに仕上がっていた。
いかにもハリウッドなんだけど、何かが違う。

何が違うのか。
それは、素性が殺し屋でも、根底にあるのが夫婦愛。
銃撃の逃亡中に、余裕のあるセリフの掛け合いをするのはハリウッドっぽく、作り物っぽいが、それでも“夫婦ならこんな会話もありかも”と全否定はできない。

そして、思わず“ぐっ”と来てしまったのが、互いの素性に感づいた2人が自宅で対決するディナーシーン。

グラスに注がれたワイン、ナイフを使う手さばき、用意されたディナーに対する探り合い・・・2人の一挙手一投足がまさにサスペンス。
このシーンは自分的にかなりのツボ。素晴らしい。

コメディ要素・エスプリが効いたエンターテイメント作品。

★★★★★★☆☆☆☆(6)